コマンド起動の方法

eDocArrangementの処理をコマンドで実行できます。インストールフォルダに「eDocArrangementCmd.exe」がインストールされています。「eDocArrangementCmd.exe」は、コマンド呼び出し専用の実行ファイルです。コンソールから実行すると、結果が標準出力に出力されます。

コマンド起動を使用すると、複数プロセスによる同時実行が可能となりますが、同じ設定を同時に動かすと、監視フォルダや配信先フォルダ、ログなどのファイルに同時アクセスする可能性が高まります。

各ファイルの同時アクセスが行われないように、複数プロセスでの起動を行わないようにするか、設定を複数作成するなどして、安全性を考慮してご利用ください。

書式

eDocArrangementCmd.exe -P設定名 入力ファイル名 [入力ファイル名] [-?]

引数の仕様は以下の通りです。[]は省略可能な引数です。

引数 内容
入力ファイル名 [入力ファイル名] 入力ファイルを指定します。ファイル名にスペースが含まれる場合は、ダブルクォートで括ってください。スペース区切りで複数指定可能です。
-P設定名 実行する設定名を指定します。
-? 書式を表示します。

例1

「C:\Home\Test\文書1.xdw 」を対象に、設定1を実行する。

eDocArrangementCmd.exe -P設定1 C:\Home\Test\文書1.xdw

例2

「C:\Home\Test\文書 A.xdw 」、「C:\Home\Test\文書 B.xdw 」を対象に、設定2を実行する。

eDocArrangementCmd.exe -P設定2 "C:\Home\Test\文書 A.xdw" "C:\Home\Test\文書 B.xdw"