ログ設定

ログ設定は、イードックアレンジメントで、処理を行った結果をテキストファイルに記録する場合に設定します。通常の処理を記録する実行ログと、エラー発生時の処理を記録するエラーログの設定を行います。

ログ設定では、下記の項目が設定できます。

実行ログファイル名

通常の処理を記録するテキストファイルの名前を指定します。参照ボタンから場所を指定することも可能です。「 Log.txt 」という名前など、分かりやすい名前を付けてください。

エラーログファイル名

エラー発生時の処理を記録するテキストファイルの名前を指定します。参照ボタンから場所を指定することも可能です。「 ErrLog.txt 」という名前など、分かりやすい名前を付けてください。

サイクリック書き込み

ログをひとつのファイルに巡回的に出力します。ファイルの行数が最大行数で指定された行数に達すると1行目を削除し、ファイルの行数が最大行数を超えないようにします。この設定を選択すると、ログファイルのサイズは指定の行数以上にならないので、ログファイルのメンテナンスが軽減されます。しかし、過去のログは消えていってしまうので、すべての記録を保存したい場合には、次の「追加書き込み」を選択してください。

追加書き込み

ログをファイルに追加書き込みで出力します。追加書き込みで出力するので、過去のログはすべて残ります。ファイルは、出力単位で指定された単位の日付をファイル名の一部に使用します。

例えば、下記のような設定の場合

実行ログファイル名 「C:\Log\Log.txt」
出力方法 追加書き込み
出力単位 日単位
システム日付が2002年5月1日

「C:\Log」フォルダに、「Log20020501.txt」というファイルが作成され、そのファイルにログが出力されます。日付が変わると、「Log20020502.txt」「Log20020503.txt」のようにファイルを新しく作成していきます。

出力単位を月単位に設定すると、「Log200205.txt」のようになります。

フォルダ監視時のエラーを出力しない

チェックすると、フォルダ監視時に発生するエラーをログに出力しません。
一定間隔で、ネットワークフォルダの監視を行う場合で、フォルダの存在するPCが立ち上がっていない場合など、監視の都度、エラーログを出力してしまうのを防ぐ場合などに使用します。