スクリプト実行設定

スクリプト実行設定は、スクリプト設定を基に、スクリプトを生成し実行します。業務固有の処理や、QRコードの内容をファイルに出力する場合など、スクリプトを作成して実行する場合に設定を行います。左上の処理名から、「スクリプト実行」を選択して、処理追加ボタンを押します。

スクリプトには、 各種マクロ書式 が使用可能になっています。マクロにより、QRコード読み取りで読み取った文字を使用することも可能です。

スクリプト実行処理の設定では、下記の項目が設定できます。

スクリプト

スクリプトを入力します。スクリプトには、VBSを使用することを前提とします。ここで入力したスクリプトが雛形となり、実行時にスクリプトを生成し、生成されたスクリプトを実行します。
スクリプトの実行時には、実行が終了するまで待機します。

右クリックメニューからマクロ書式の貼り付け入力が可能です。マクロ書式の詳細は、 共通マクロ書式 を参照願います。

インポート、エクスポート

スクリプトをファイルに出力したり、ファイルから読み込みを行うことができます。

スクリプト実行の条件を指定する

チェックするとスクリプト実行を行うかどうか条件を指定できます。条件には、マクロ書式を使用し、最終的に、「True」又は「False」の何れかの文字を返却するようにします。

例えば 名前付きデータ存在チェックマクロ を使用して、名前付きデータが存在するかどうかを条件に指定できます。

スクリプトコマンド

スクリプトの実行ファイルを指定します。初期値では、windowsフォルダのwscript.exeがセットされています。通常は初期値のまま変更しないでください。

スクリプト拡張子

スクリプトに関連付けされている拡張子を指定します。初期値は、vbsが設定されています。

スクリプト実行では、前の処理で、分割を行ったかどうかに関わらず、マクロ書式のデータ書式関連の処理は、文書内全体で検出したデータを対象とします。
名前付きデータで、同一の名前が、複数ページから検出された場合、最後に検出したデータの値が処理されます。