HELP

入力設定

バーコード入力に関する詳細な設定を行います。

1作業単位の入力回数

1回の処理で読み取るバーコードの数を設定します。

  • 入力回数:1~100の範囲で設定可能(デフォルト:1)
  • 終了コードで終了:チェックを入れると、指定回数に達した後、終了コードの入力を待ちます。
  • 可変:チェックを入れると、入力回数が可変になり、終了コードで作業単位を終了します。

動作例:

  • 入力回数3、終了コードなし:3つのバーコードを読み取ると自動実行
  • 入力回数3、終了コードあり:3つ読み取り後、終了コード入力で実行
  • 可変モード:任意の数のバーコードを読み取り、終了コードで実行

1作業単位の終了コード

作業単位を終了させる特別なバーコードを設定します。

  • デフォルト値:end
  • 任意の文字列を設定可能です。
  • 可変モード時は必須で、このコードを読み取ると処理を実行します。
  • 固定回数+終了コードモードでは、指定回数読み取り後にこのコードを待ちます。

1作業単位のキャンセルコード

現在の入力をすべて破棄して最初からやり直すための特別なバーコードです。

  • デフォルト値:cancel
  • 任意の文字列を設定可能です。
  • このコードを読み取ると:
    • すべての入力データが破棄されます
    • 入力カウンタがリセットされます
    • メッセージ表示エリアがクリアされます
    • 最初の入力から再開されます

入力指示メッセージ(複数行設定可能)

バーコード入力を促すメッセージを設定します。

  • 1行に1つのメッセージを記述します。
  • 複数行設定した場合、入力順に応じて表示されます。
  • デフォルト:「バーコードを読み取ってください。」

設定例(3つのバーコードを順番に読み取る場合):

商品バーコードを読み取ってください。
ロケーションバーコードを読み取ってください。
数量バーコードを読み取ってください。
                      

入力終端文字

バーコードリーダーが送信する終端文字(サフィックス)を設定します。

  • デフォルト値:\r\n(CR+LF)
  • 設定可能な値:
    • \r - キャリッジリターン(CR)
    • \n - ラインフィード(LF)
    • \r\n - CR+LF(Windows標準)
  • バーコードリーダーの設定と一致させる必要があります。
  • 不明な場合は、バーコードリーダーのマニュアルを確認してください。

実行後の入力無視期間(ミリ秒)

処理実行終了後、指定時間内の入力を残留データとして破棄する設定です。

  • 設定範囲:0~1000ミリ秒(50ミリ秒単位)
  • デフォルト値:200ミリ秒
  • バーコードリーダーの残留データを防ぐための機能です。
  • 高速なバーコードリーダーを使用する場合は、値を大きくしてください。
  • 0に設定すると、この機能は無効になります。