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メッセージ処理

実行アプリケーションの標準出力を解析し、特定のメッセージを抽出・処理する設定を行います。

非表示メッセージ(複数行設定可能)

標準出力から特定のメッセージを非表示にする正規表現を設定します。

  • 1行に1つの正規表現パターンを記述します。
  • マッチしたメッセージは結果表示エリアに表示されません。
  • デバッグ情報や冗長なメッセージを隠す場合に使用します。

設定例:

^DEBUG:.*
^\[INFO\].*
処理中\.{3}$
                      

ピックアップメッセージ(複数行設定可能)

標準出力から重要なメッセージを抽出してメッセージ表示エリアに表示します。

  • 1行に1つの正規表現パターンを記述します。
  • 必ずキャプチャグループ () を1つ含めてください。
  • キャプチャした内容が青い背景でメッセージ表示エリアに表示されます。

設定例:

処理結果: (.+)
ファイル名: \[(.+)\]
完了 - (.+) を出力しました
                      

エラーメッセージ(複数行設定可能)

標準出力からエラーメッセージを抽出してメッセージ表示エリアに強調表示します。

  • 1行に1つの正規表現パターンを記述します。
  • 必ずキャプチャグループ () を1つ含めてください。
  • キャプチャした内容が赤い背景でメッセージ表示エリアに表示されます。
  • 「エラー」を含む行は自動的に赤文字で表示されます。

設定例:

エラー: (.+)
失敗: (.+)
\[ERROR\] (.+)
Exception: (.+)
                      

メッセージクリア

特定のメッセージを検出したときにメッセージ表示エリアをクリアする正規表現です。

  • 1つの正規表現パターンを設定します。
  • マッチした時点でメッセージ表示エリアがクリアされます。
  • 処理の区切りでメッセージをリセットする場合に使用します。

設定例:

^=== 新規処理開始 ===$

入力履歴クリア

特定のメッセージを検出したときに入力履歴表示をクリアする正規表現です。

  • 1つの正規表現パターンを設定します。
  • マッチした時点で入力値表示エリアがクリアされます。
  • 処理完了時に履歴をリセットする場合に使用します。

設定例:

^処理が完了しました$

入力指示更新メッセージ

標準出力から入力指示メッセージを動的に更新する正規表現です。

  • 必ずキャプチャグループ () を1つ含めてください。
  • キャプチャした内容が入力指示メッセージとして表示されます。
  • 処理の進行に応じて入力指示を変更する場合に使用します。

設定例:

次の入力: (.+)を読み取ってください

使用シナリオ:

  • 処理アプリケーションが「次の入力: 商品Aのバーコードを読み取ってください」を出力
  • 入力指示が「商品Aのバーコード」に更新される

正規表現について

基本的な正規表現パターン:

  • . - 任意の1文字
  • .* - 任意の文字列(0文字以上)
  • .+ - 任意の文字列(1文字以上)
  • ^ - 行の先頭
  • $ - 行の末尾
  • \d - 数字
  • \s - 空白文字
  • [ABC] - A、B、Cのいずれか
  • () - キャプチャグループ