テキスト読み込み処理はCSVファイル等のテキストファイルを読み込みます。
テキスト読み込み処理の子ノードにテキスト行の繰り返し処理を追加して、テキスト行の繰り返し処理の子ノードにマクロ実行やテキスト書き込みなどの処理を追加して使用します。
テキストファイルの読み込みを行うファイル名を記述します。ファイルの繰り返し処理の中でテキストファイル読み込みを行う場合は、現在処理中のファイルのフルパスを取得するマクロ「{%GET(FullPathFileName)}」を記述します。
ファイル形式を指定します。CSVファイル、Tab区切りファイル、プレーンテキストファイルの何れかを選択できます。CSVファイル、Tab区切りファイルを選択した場合は、区切り文字で項目を分割して処理を行います。プレーンテキストファイルを指定した場合は、項目が1つだけのファイルとして処理を行います。
文字コードを指定します。文字コードは「SJIS」、「UTF-8」、「UTF-16」、「UTF-16BE」、「EUC」、「JIS」、「自動判別」から選択できます。
自動判別は文字が少量の場合等に誤認する場合があります。100%自動判定できるという機能ではございません。
テキストファイルにヘッダがある場合は、ヘッダ行を指定します。1行目がヘッダの場合は、ヘッダ行に「1」を入力します。「0」を指定した場合はヘッダの認識を行いません。ヘッダ行を指定した場合は、ヘッダの項目名の認識を行い、読み飛ばし処理で項目名による指定が可能となります。ヘッダの認識を行わない場合は、項目番号の指定のみ可能となります。
データ開始行にはデータが始まる行番号を指定します。
""の処理は、「完全」と「処理しない」を選択できます。「完全」を選択した場合、""に囲われた文字をデータとして処理します。データ中に,を発見した場合、それは区切り文字としてではなく、データとして処理します。また、データ中の連続する2つのダブルクォート("")は1つのダブルクォート(")として処理します。
「分割数チェックを行う」をチェックすると、テキスト読み込み時に分割数をチェックして、指定した分割数と違う場合にはエラーが発生するようになります。
読み飛ばしは条件を指定して、条件に合致した場合にテキストの行を読み飛ばすか、読み込むかの指定ができます。条件は複数指定可能になっています。
「項目名又は番号」、「比較式」、「値」に条件を入力します。「項目名又は番号」に項目名を記述した場合は、「項目タイプ」は「項目名」を選択します。番号を記述した場合は「番号」を選択します。処理内容タブのヘッダ行で0を指定した場合や、データにヘッダが存在しない場合は、項目名での指定は無効となります。
「条件」は2つ目以降の条件を追加する場合に直前の条件との論理式を記述します。一つ目の条件を追加する際には、「OR」でも「AND」でも無視されます。
「上記の条件をみたす行を」の直後は「読み飛ばす」か「読み込む」を選択します。