Barcode UIはバーコードリーダーで読み取ったデータを受け渡すために、eDocArrangement2を呼び出すデスクトップアプリケーションです。
バーコードリーダーで入力された文字列をeDocArrangement2Commandの引数に渡して起動します。
https://www.technostyle.net/edoc/eDocArrangement2/help/Command.htm
eDocArrangement2では受け取ったデータから文書を印刷したり、データベースやExcelファイルなどにデータを追加したりする設定を作成できます。
Barcode UIはデスクトップのアイコンから起動できます。
バーコードは通常、以下の2つのインターフェースがあります。最近はUSB接続でどちらも出力できますが、キーボード出力のバーコードリーダーはキーボードと同じように読み取った文字を画面から入力することができます。
Barcode UIは画面のテキスト入力欄から文字を受け取るアプリケーションですので、キーボード出力タイプのバーコードリーダーのみに対応しています。
一般的に、キーボード出力タイプのバーコードリーダーはバーコードの制御ができないため、常時入力ができてしまいます。
画面の指示を無視してバーコード入力を行うことができるため、短時間に連続して入力を行ったり、アプリケーションが対応できないような使い方をした場合には、不具合が発生します。
キーボード出力タイプのバーコードリーダーは、短時間に大量のバーコードを読み込んだり、画面の状態を確認できない環境で利用するような業務には向いていません。
また、QRコードを読み取れるバーコードリーダーありますが、キーボード入力タイプでは日本語文字が読み取れないタイプが多いようです。
弊社で、確認した安価なバーコードリーダーでは日本語キーボードの設定ができなかったり、日本語が格納されたQRコードが読めなかったりしました。いずれも、説明書には対応しているとの記載がありました。