eDocArrangement2の処理をコマンドラインから実行する場合は「eDocArrangement2Command.exe」を使用します。「eDocArrangement2Command.exe」はインストールフォルダにインストールされています。事前にeDocArrangement2の設定で処理を作成後、設定名を引数に起動することで処理を実行できます。書式は以下の通りです。
オプション | 説明 |
---|---|
-p 設定名 | 設定名を指定します。以下のようにスイッチと設定名をセットで複数指定できます。 -p 設定名1 -p 設定名2 |
-f ファイル名 |
設定に渡すファイル名を指定します。ワイルドカードに対応しています。 以下のようにスイッチとファイル名をセットで複数指定できます。 -f ファイル名1 -f ファイル名2 |
-r | 指定したファイル名をサブフォルダを含めて検索します。 |
-g 正規表現 |
対象フォルダを絞り込む正規表現を指定します。 -r を指定した時に適用されます。 詳細は スケジュール設定の対象フォルダ(正規表現) を参照してください。 |
-s | マクロ実行などでダイアログの表示が行われません。サービスから実行する場合に指定します。 |
-o | 設定に任意の文字列を渡す場合に指定します。渡した文字列は{%GET(OptionString)}で取得できます。 |
eDocArrangement2Command -p ログ集計 -f c:\Log\*.log
eDocArrangement2Command -p マスタ読み込み
コマンド実行後に発生したエラーは以下のリターンコードで確認できます。
リターンコード | 内容 |
---|---|
0 | 正常 |
-1 | pスイッチ引数は必ず指定してください。 |
-2 | pスイッチで指定された設定名が見つかりません。 |
-3 | fスイッチで指定されたフォルダが見つかりません。 |
-4 | fスイッチで指定されたファイルが見つかりません。 |
-5 | gスイッチで指定された正規表現でエラーが発生しました。 |
-90 | 設定ファイルの読み込みエラー。 |
-91 | 試用期限を過ぎています。 |
-99 | 予期せぬエラーが発生しました。 |