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制限事項と注意点

スケジュールについて

スケジュールはコンピュータのシステム時間を取得して動作しています。システム時間が正しくないと、正しい時間に動作しません。また、スケジュールで指定した時間の精度は高くありませんので、おおよその時間となります。(数秒の誤差がでる場合があります。)

処理はファイルの量と大きさによって時間がかかる場合があります。処理の実行中は次の処理が実行されず待ち状態となります。(シングルスレッド、キュー方式)

スケジューラーとサービスについて

eDocArrangement2スケジューラーとeDocArrangement2サービスは、どちらも一定間隔で処理を行います。eDocArrangement2サービスを実行している状態では、eDocArrangement2スケジューラーの動作を停止してください。2重で処理が動作してしまう可能性があります。

ネットワークについて

各種フォルダの指定にネットワークドライブを選択すると、ネットワークの状態によって、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。特にファイルやフォルダのアクセス権限や、共有ルール等にはご注意ください。

ハードディスク障害について

eDocArrangement2ではファイルを扱う処理が多くあります。同じフォルダのファイルを繰り返しコピーしたり、データを読み込んだりしますので、ハードディスクへの負担は大きくなります。

ハードディスクはモーターで駆動し、磁気の状態で情報を管理していますので、様々な故障が発生する可能性があります。

モーターや磁気を読み取るヘッドなどが故障した場合には、Windowsが起動しないなど、人が判断する上で非常に分かりやすい現象が発生します。しかし、ディスクの一部の磁気状態が不安定になったり、一部が破損したりした場合には、一見、正常に動作しますが、特定のフォルダやファイルにアクセスする場合にのみ問題が発生し、人が判断する上で非常に分かりにくい現象が発生します。

ディスクに問題があると、存在するはずのファイルにアクセス出来ず、ファイルアクセスに関するエラーが発生する場合があります。

対処方法は、Windowsのチェックディスクを行うことや、市販のハードディスクメンテナンスソフト等でディスクの検査・修復・フォーマット等を行うことが考えられます。また、ハードディスクそのものに問題がある場合は、ディスクの交換など、ハー ドウェアの修理が必要になります。

また、設計の段階からハードディスクの信頼性を高めておくのも効果的です。ミラーリングやRAIDを使って冗長化することをお勧めいたします。

サービスについて

サービス使用時の制限と注意事項は以下をご覧ください。

サービスについて

DocuWorks文書の属性等の設定値について

eDocArranement2の処理やマクロで行うDocuWorks文書の属性設定時(文書属性やアノテーションの属性など属性全般)に、設定を行う値について以下の順で調整を行っています。

  • 次の文字がLF(0A)でないCR(0D)の削除。
  • 直前がCR(0D)でないLF(0A)は、CR(0D)LF(0A)に変換。
  • 制御コードの削除。(除去の対象となる文字コードは16進コードで00~1F,7Fです。但し、改行(0A)、タブ(09)、復帰(0D)は除去しません。)