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注文書 9 申し込み書 プラン A

OCR読み取り

概要

監視フォルダに格納されたイメージXDW文書の数字をOCR読み取りして、ファイル名に付与して移動します。

実行すると以下の様に動作します。

eDocArrangement2
10_OCR読み取り
文書.xdw
OCR読み取り
20_保管
(OCR読み取りした数字).xdw

設定の前準備

C:\Homeの下に、以下のような構成でフォルダを作り、準備します。

フォルダ構成のダウンロード

OCR読み取り_フォルダ構成.ZIP

Cドライブのルートに解凍してください。

フォルダ構成は以下の通りです。

  • C:\Home\eDocArrangement2\Demo\OCR読み取り
    • 10_OCR読み取り
      • _scan01.zip
      • scan01.xdw
      • scan02.xdw
      • scan03.xdw
    • 15_エラー
    • 20_保管
    • 90_System
      • 90_Log

設定

以下のリンクから完成した設定をダウンロードしていただくことができます。

設定ファイルのダウンロード

OCR読み取り_設定.zip

以下のフォルダに解凍すると設定が適用されます。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\TechnoStyle\eDocArrangement2

グローバルデータとログの設定(共通設定)

グローバルデータの内容は以下の通りです。トップフォルダを変更する場合は、以下の定義を変更してください。グローバルデータは、「共通設定」から変更できます。

名前
TopFolder C:\Home\eDocArrangement2\Demo\OCR読み取り

詳しい設定方法は、 設定例(共通)グローバルデータとログの設定 を参照して下さい。

ログ設定

実行ログファイル名 {%GET_G(TopFolder)}\90_System\90_Log\Log.txt
エラーログファイル名 {%GET_G(TopFolder)}\90_System\90_Log\ErrorLog.txt
文字コード SJIS
方式 追加書き込み (日単位)

OCR読み取り

イメージXDW文書のページ1の右上のエリアから数字をOCR読み取りして、ファイル名に付与して移動する。

共通ログ設定の内容でログを出力する。

ファイルの繰り返し1

Loop File

メイン画面のファイルリストを対象に繰り返し処理を行う。

ループ毎にユーザーデータをクリアする。

XDW文書オープン1

Open DocuWorks File

DocuWorksファイルを読み書き可能でオープンする。

バインダーを新規作成する場合は、ページ最大サイズでカラーは青とする。

ページの繰り返し1

Loop DocuWorks Page

「XDW文書オープン1」でオープンされた文書のページを先頭から繰り返し処理を行う。

以下の条件を満たした場合にループを中断する。

{%IF(2<={%DW_GET(PageLoopCount)},True,False)}

OCR読み取り1

Optical Character Reader

以下の内容でOCR読み取りを行う。

「XDW文書オープン1」でオープンされた文書のページ{%DW_GET(PageLoopCount)}をOCR読み取りする。

正規表現「(\d+)」で検索を行う。

OCRオプション

傾き補正 しない ノイズ除去 しない
レイアウト構成 自動判別 段組指定 自動判別
認識精度レベル 標準 スペース挿入 しない
半角変換 する

DW Version9専用

言語

日本語

カラー前処理 カラーのまま

DW Version7,8専用

言語 自動判別 カラー前処理 認識率優先 英語混在比率 日英同程度

以下の部分OCRを行う。

X座標 X座標 高さ
157.65mm 8.84mm 43.41mm 16.5mm

XDW文書クローズ1

Close DocuWorks File

「XDW文書オープン1」でオープンされた文書をクローズする。クローズ前に文書を保存する。

バインダー内の文書、オリジナルデータを追加する場合は、末尾に追加する。

条件分岐1

If

以下の条件を判定して処理を分岐する。

{%IF({%GET_USER_DATA(OCR読み取り1,1)}!=,True,False)}

満たしている場合

If Then

ファイル移動1

Move File

文書を以下の通り移動する。

移動元 {%GET(FullPathFileName)}
移動先 {%GET_G(TopFolder)}\20_保管

ファイル名を「{%GET_USER_DATA(OCR読み取り1,1)}.xdw」に変更する。

移動先に同名の文書がある場合は、ファイル名に連番を付与する。

満たしていない場合

If Else

ファイル移動2

Move File

文書を以下の通り移動する。

移動元 {%GET(FullPathFileName)}
移動先 {%GET_G(TopFolder)}\15_エラー

移動先に同名の文書がある場合は、ファイル名に連番を付与する。

監視設定(eDocArrangement 2 Schedulerの設定)

No.
設定名
実行対象
監視フォルダ
拡張子
下位フォルダ
スケジュール
常時ログ出力
オープンチェック
サイズチェック
実行条件
1
OCR読み取り
{%GET_G(TopFolder)}\10_OCR読み取り
*.xdw
対象にしない
一定間隔
00:00:10
しない
オープンチェックする。(3秒)
しない

動作確認

以下の動画をご覧ください。