監視フォルダに格納されたイメージXDW文書の数字をOCR読み取りして、ファイル名に付与して移動します。
実行すると以下の様に動作します。
C:\Homeの下に、以下のような構成でフォルダを作り、準備します。
フォルダ構成は以下の通りです。
以下のフォルダに解凍すると設定が適用されます。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\TechnoStyle\eDocArrangement2
グローバルデータの内容は以下の通りです。トップフォルダを変更する場合は、以下の定義を変更してください。グローバルデータは、「共通設定」から変更できます。
名前 | 値 |
---|---|
TopFolder | C:\Home\eDocArrangement2\Demo\OCR読み取り |
詳しい設定方法は、 設定例(共通)グローバルデータとログの設定 を参照して下さい。
実行ログファイル名 | {%GET_G(TopFolder)}\90_System\90_Log\Log.txt |
---|---|
エラーログファイル名 | {%GET_G(TopFolder)}\90_System\90_Log\ErrorLog.txt |
文字コード | SJIS |
方式 | 追加書き込み (日単位) |
イメージXDW文書のページ1の右上のエリアから数字をOCR読み取りして、ファイル名に付与して移動する。
共通ログ設定の内容でログを出力する。
メイン画面のファイルリストを対象に繰り返し処理を行う。
ループ毎にユーザーデータをクリアする。
DocuWorksファイルを読み書き可能でオープンする。
バインダーを新規作成する場合は、ページ最大サイズでカラーは青とする。
「XDW文書オープン1」でオープンされた文書のページを先頭から繰り返し処理を行う。
以下の条件を満たした場合にループを中断する。
{%IF(2<={%DW_GET(PageLoopCount)},True,False)}
以下の内容でOCR読み取りを行う。
「XDW文書オープン1」でオープンされた文書のページ{%DW_GET(PageLoopCount)}をOCR読み取りする。
正規表現「(\d+)」で検索を行う。
傾き補正 | しない | ノイズ除去 | しない |
---|---|---|---|
レイアウト構成 | 自動判別 | 段組指定 | 自動判別 |
認識精度レベル | 標準 | スペース挿入 | しない |
半角変換 | する |
言語 | 日本語 |
カラー前処理 | カラーのまま |
---|
言語 | 自動判別 | カラー前処理 | 認識率優先 | 英語混在比率 | 日英同程度 |
---|
以下の部分OCRを行う。
X座標 | X座標 | 幅 | 高さ |
---|---|---|---|
157.65mm | 8.84mm | 43.41mm | 16.5mm |
「XDW文書オープン1」でオープンされた文書をクローズする。クローズ前に文書を保存する。
バインダー内の文書、オリジナルデータを追加する場合は、末尾に追加する。
以下の条件を判定して処理を分岐する。
{%IF({%GET_USER_DATA(OCR読み取り1,1)}!=,True,False)}
文書を以下の通り移動する。
移動元 | {%GET(FullPathFileName)} |
---|---|
移動先 | {%GET_G(TopFolder)}\20_保管 |
ファイル名を「{%GET_USER_DATA(OCR読み取り1,1)}.xdw」に変更する。
移動先に同名の文書がある場合は、ファイル名に連番を付与する。
文書を以下の通り移動する。
移動元 | {%GET(FullPathFileName)} |
---|---|
移動先 | {%GET_G(TopFolder)}\15_エラー |
移動先に同名の文書がある場合は、ファイル名に連番を付与する。
以下の動画をご覧ください。