xml:space="preserve">

メール送信

概要

「10_メール送信」フォルダを監視して、XDW文書を添付してメール送信を行います。メール送信処理後に「20_処理済み」フォルダに文書を移動します。

80_CSV\10_in
文書1.xdw
メール送信
メール
文書1.xdw
ファイル移動
20_処理済み
文書1.xdw

メール送信時にメールサーバーからエラーがエラーが返ってきた場合は、「15_エラー」フォルダに文書を移動します。

80_CSV\10_in
文書1.xdw
ファイル移動
15_エラー
文書1.xdw

宛先にたどり着かないなどの、メールサーバーに送信依頼をしたあとで発生するエラーは、通常のメールと同じ様にメールの送信元アドレスにエラー通知のメールが届きます。(メールサーバーの仕様)

設定の前準備

C:\Homeの下に、以下のような構成でフォルダを作り、準備します。

フォルダ構成のダウンロード

メール送信_フォルダ構成.zip

Cドライブのルートに解凍してください。

フォルダ構成は以下の通りです。

  • C:\Home\eDocArrangement2\Demo\メール送信
    • 10_メール送信
      • 文書1.xdw
      • 文書1.zip
    • 15_エラー
    • 20_処理済み
    • 90_System
      • 90_Log

設定ファイル

以下のリンクから完成した設定をダウンロードしていただくことができます。

設定ファイルのダウンロード

メール送信_設定.zip

以下のフォルダに解凍すると設定が適用されます。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\TechnoStyle\eDocArrangement2

グローバルデータ

グローバルデータとログの設定(共通設定)

グローバルデータの内容は以下の通りです。トップフォルダを変更する場合は、以下の定義を変更してください。グローバルデータは、「共通設定」から変更できます。

名前
TopFolder C:\Home\eDocArrangement2\Demo\メール送信

詳しい設定方法は、 設定例(共通)グローバルデータとログの設定 を参照して下さい。

ログ設定

実行ログファイル名 {%GET_G(TopFolder)}\90_System\90_Log\Log.txt
エラーログファイル名 {%GET_G(TopFolder)}\90_System\90_Log\ErrorLog.txt
文字コード SJIS
方式 追加書き込み (日単位)

メールサーバー設定

メールサーバー1

メールサーバーの設定は、実際のアカウント情報を設定してください。以下は、設定例の内容です。

SMTPサーバー mail.test.com
ポート 587
セキュリティ 使用しない

SMTP認証を使用する。

ユーザー名 test
認証方式 CRAM-MD5

バッチ設定

メール送信

XDW文書を添付してメール送信を行います。

共通ログ設定の内容でログを出力する。

ファイルの繰り返し1

Loop File

メイン画面のファイルリストを対象に繰り返し処理を行う。

ループ毎にユーザーデータをクリアする。

メール送信

Macro Execute

送信元メールアドレスと、送信先メールアドレスは、実際に使用するメールアドレスに変更してください。

以下のマクロを実行する。

{%SET_U(宛先,1,tom@test.com)}
{%SET_U(添付ファイル,1,{%GET(FullPathFileName)})}

{%SEND_MAIL(メールサーバー1,宛先,jerry@test.com,,,自動送信メール,このメールはeDocArrangementからの自動送信メールです。,添付ファイル)}

条件分岐1

If

以下の条件を判定して処理を分岐する。

処理階層内のエラー回数が0回。

満たしている場合

If Then

ファイル移動1

Move File

文書を以下の通り移動する。

移動元 {%GET(FullPathFileName)}
移動先 {%GET_G(TopFolder)}\20_処理済み

移動先に同名の文書がある場合は、ファイル名に連番を付与する。

満たしていない場合

If Else

ファイル移動2

Move File

文書を以下の通り移動する。

移動元 {%GET(FullPathFileName)}
移動先 {%GET_G(TopFolder)}\15_エラー

移動先に同名の文書がある場合は、ファイル名に連番を付与する。

監視設定(eDocArrangement 2 Schedulerの設定)

No.
設定名
実行対象
監視フォルダ
拡張子
下位フォルダ
スケジュール
常時ログ出力
オープンチェック
サイズチェック
実行条件
1
メール送信
{%GET_G(TopFolder)}\10_メール送信
*.xdw
対象にしない
一定間隔
00:00:10
しない
オープンチェックする。(3秒)
しない

動作確認

「10_メール送信」フォルダに文書を格納します。

eDocArrangement2スケジューラーを監視状態にします。

処理が実行されると、文書1.xdwを添付したメールが送信され、文書1.xdwは「20_処理済み」フォルダに移動されます。