この設定は以下の2つの設定で構成されます。
マスタ登録
CSVファイルをデータベースにインポート。
保管振り分け
入力のファイル名からFAX番号を取得して、データベースの顧客マスタから該当のデータを取得後、顧客名でフォルダを作成して入力ファイルを移動。
「80_CSV\10_in」フォルダを監視して、csvファイルを「マスタ.db」の顧客マスタにインポートします。処理後にcsvファイルを「80_CSV\20_処理済み」に移動します。
以下の処理を行います。
C:\Homeの下に、以下のような構成でフォルダを作り、準備します。
フォルダ構成は以下の通りです。
以下のフォルダに解凍すると設定が適用されます。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\TechnoStyle\eDocArrangement2
グローバルデータの内容は以下の通りです。トップフォルダを変更する場合は、以下の定義を変更してください。グローバルデータは、「共通設定」から変更できます。
名前 | 値 |
---|---|
TopFolder | C:\Home\eDocArrangement2\Demo\データベース |
詳しい設定方法は、 設定例(共通)グローバルデータとログの設定 を参照して下さい。
実行ログファイル名 | {%GET_G(TopFolder)}\90_System\90_Log\Log.txt |
---|---|
エラーログファイル名 | {%GET_G(TopFolder)}\90_System\90_Log\ErrorLog.txt |
文字コード | SJIS |
方式 | 追加書き込み (日単位) |
C:\Home\eDocArrangement2\Demo\データベース\90_System\80_DB\マスタ.db
CREATE TABLE 顧客マスタ (
FAX番号 text not null,
顧客名 text,
primary key (FAX番号)
)
CSVファイルを顧客マスタを定義したデータベースのテーブルに登録します。登録後は処理済みフォルダに移動します。
共通ログ設定の内容でログを出力する。
メイン画面のファイルリストを対象に繰り返し処理を行う。
ループ毎にユーザーデータをクリアする。
データベースDemoで指定されたデータベースファイルに接続する。
接続後トランザクションを開始する。
顧客マスタのレコードは毎回全て削除してからCSVの全行を登録します。
DB接続1で接続したデータベースで以下のSQLを実行する。
delete from 顧客マスタ;
以下のファイルをテキスト読み込みします。
{%GET(FullPathFileName)}
ファイル形式 | CSVファイル |
---|---|
文字コード | SJIS |
ヘッダ行 | 0 |
データ開始行 | 1 |
””の処理 | 完全 |
「テキスト読み込み1」でオープンされたテキスト行の繰り返し処理を行う。
DB接続1で接続したデータベースで以下のSQLを実行する。
insert into 顧客マスタ values({%GET_FIELD_VALUES_IN_SQL_VALUES(テキスト読み込み1,1,2)});
文書を以下の通り移動する。
移動元 | {%GET(FullPathFileName)} |
---|---|
移動先 | {%GET_G(DemoTopFolder)}\データベース\80_CSV\20_処理済み |
移動先に同名の文書がある場合は、ファイル名に連番を付与する。
入力のファイル名からFAX番号を取得(先頭から_までの文字)して、データベースの顧客マスタから該当のデータを取得後、顧客名でフォルダを作成して入力ファイルを移動します。
共通ログ設定の内容でログを出力する。
メイン画面のファイルリストを対象に繰り返し処理を行う。
フルパスの一部(正規表現)の昇順でソートを行う。
ループ毎にユーザーデータをクリアする。
以下の条件を判定して処理を分岐する。
{%IF({%GET(FileLoopCount)}=1,True,False)}
データベースDemoで指定されたデータベースファイルに接続する。
接続後トランザクションを開始する。
以下のマクロを実行する。
#ファイル名からFAX番号を取得(先頭から_までの文字) {%SET_U(属性,FAX番号,{%REGEX_CAPTURE(^([^_]+),{%GET(FileNameWithoutExtension)})})} {%WRITE_LOG(select 顧客名 from 顧客マスタ where FAX番号 = {%GET_USER_DATA_IN_SQL_VALUES(属性)};)}
DB接続1で接続したデータベースで以下のSQLを実行する。
select 顧客名 from 顧客マスタ where FAX番号 = {%GET_USER_DATA_IN_SQL_VALUES(属性)};
このSQLは結果を返す。
「SQL実行1」でオープンされたテキスト行の繰り返し処理を行う。
以下のマクロを実行する。
{%SET_U(属性,顧客名,{%GET_FIELD_VALUE(SQL実行1,1)})} {%WRITE_LOG(顧客名:{%GET_U(属性,顧客名)})}
以下の条件を判定して処理を分岐する。
{%IF({%GET_U(属性,顧客名)}!=,True,False)}
文書を以下の通り移動する。
移動元 | {%GET(FullPathFileName)} |
---|---|
移動先 | {%GET_G(DemoTopFolder)}\データベース\70_保管\{%GET_U(属性,顧客名)} |
移動先に同名の文書がある場合は、ファイル名に連番を付与する。
文書を以下の通り移動する。
移動元 | {%GET(FullPathFileName)} |
---|---|
移動先 | {%GET_G(DemoTopFolder)}\データベース\15_エラー |
移動先に同名の文書がある場合は、ファイル名に連番を付与する。
以下の動画をご覧ください。