監視フォルダに格納されたテキストを持ったDocuWorks文書(XDW)をイメージPDFに変換し、XDWのテキストを透明テキスト(見えない文字)として重ねます。
見た目はイメージのPDFのまま、PDFの表示ソフトでページ内の文字を検索・選択・コピーできます。
プリンターを使わない変換なので、処理が安定しています。自動処理、大量ファイルの処理に向いています。Version 2.7.0から使用できます。
設定は PDF変換(イメージPDFへ変換) と同じで、PDF変換の処理の「オプション」タブにある「DocuWorks文書のテキストを文字の層(透明テキスト)として重ねる」にチェックを入れるだけです。
マクロで変換する場合は、イメージPDF出力(DW_OUTPUT_PDF_IMAGE)の最後の引数「文字の層」に 1 を指定します。
テキストを持ったPDFへの変換・イメージPDFへの変換との違いは、DocuWorks 文書(XDW)から PDF への変換方法を御覧ください。
テキストを持たないページ(スキャンしたイメージなど)には、透明テキストは重なりません。スキャンした文書の文字を読み取る場合は、深層学習OCRを使った文字読み取り(PDF,XDW) を御覧ください。
付箋などのアノテーションの文字は透明テキストになりません(ページのテキストだけを重ねます)。
サンプルの2つの文書を変換した結果です。どちらもすべてのページに透明テキストが重なり、PDFの中の文字を検索できます。
|
変換元 |
ページ |
透明テキスト |
PDFの大きさ |
検索できる文字の例 |
|---|---|---|---|---|
|
決裁申請書_サンプル.xdw |
1 |
1/1ページ |
86 KB |
決裁申請書・販促グッズの製作 |
|
図面サンプル.xdw |
2 |
2/2ページ |
140 KB |
A棟新築工事・1階平面詳細図 |
ログには、透明テキストを重ねたページの数が出力されます。
正常 PDF変換 : 文字の層: 2/2ページ 処理名[PDF変換1]
C:\Homeの下に、以下のような構成でフォルダを作り、準備します。
フォルダ構成は以下の通りです。
以下のリンクから完成した設定をダウンロードしていただくことができます。
以下のフォルダに解凍すると設定が適用されます。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\TechnoStyle\eDocArrangement2
スケジュール設定(10_PDF変換フォルダを10秒間隔で監視して処理を実行する)も含まれています。
グローバルデータの内容は以下の通りです。
|
名前 |
値 |
|---|---|
DemoTopFolder |
C:\Home\eDocArrangement2\Demo |
テキストを持ったDocuWorks文書をイメージPDFに変換し、文書のテキストを透明テキストとして重ねます。
ログ設定
共通ログ設定の内容でログを出力する。
メイン画面のファイルリストを対象に繰り返し処理を行う。
ループ毎にユーザーデータをクリアする。
以下のファイルを対象にPDF変換を行う。
{%GET(FullPathFileName)}
以下のフォルダに変換出力する。
{%GET_G(DemoTopFolder)}\{%GET(SettingName)}\20_変換済み
ファイル名を「{%GET(FileNameWithoutExtension)}.pdf」に変更する。
出力先に同名のファイルがある場合は、ファイル名に連番を付与する。
|
圧縮方式 |
劣化無し圧縮 |
|
変換後解像度 |
自動 [300dpi] |
|
減色 |
しない |
変換後の用紙サイズは、最も近い定型サイズにする (ページにフィット)。
入力ファイルがPDFの場合は、アンチエイリアスを無効にしてイメージ化する。
DocuWorks文書のページには、DocuWorks文書のテキストを文字の層(透明テキスト)として重ね、検索・コピーできるPDFにする。
以下の条件を判定して処理を分岐する。
処理階層内のエラー回数が0回。
文書を以下の通り移動する。
|
移動元 |
{%GET(FullPathFileName)} |
|
移動先 |
{%GET_G(DemoTopFolder)}\{%GET(SettingName)}\30_処理済み |
ファイル名を「{%GET(FileNameWithoutExtension)}_{%DATE(yyyyMMdd_HHmmss)}{%GET(Extension)}」に変更する。
移動先に同名の文書がある場合は、ファイル名に連番を付与する。
コピー後に削除を行う。
文書を以下の通り移動する。
|
移動元 |
{%GET(FullPathFileName)} |
|
移動先 |
{%GET_G(DemoTopFolder)}\{%GET(SettingName)}\25_エラー |
移動先に同名の文書がある場合は、ファイル名に連番を付与する。