共通マクロ書式
処理中ファイル書式
処理中ファイル書式は、現在処理中のファイルに関する情報を取得します。実際にはファイルの繰り返し処理で対象となっているファイルの情報となります。ファイルの繰り返し処理が入れ子になっている場合、マクロの記述位置からみて、最も内側のファイルの繰り返し処理のファイルリストが対象となります。
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NAME
ファイル名取得
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FORMAT
{%GET(FileName)}
処理中のファイル名を取得します。
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例1
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処理中のファイル名を取得します。以下の例では、「C:\Test\sample01.txt」を処理している場合、「sample01.txt」が表示されます。
{%MSGBOX({%GET(FileName)})}
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NAME
拡張子取得
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FORMAT
{%GET(Extension)}
処理中のファイルの拡張子を取得します。
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例1
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処理中のファイルの拡張子を取得します。以下の例では、「C:\Test\sample01.txt」を処理している場合、「.txt」が表示されます。
{%MSGBOX({%GET(Extension)})}
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NAME
ファイルリスト取得
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FORMAT
{%GET(Files,区切り文字)} 又は {%GET(Files,区切り文字,囲い文字)} 又は {%GET(Files,区切り文字,開始囲い文字,終了囲い文字)}
繰り返し処理でグルーピングを指定している場合、処理中のグループ内のファイル名リストを取得します。区切り文字や、囲い文字を指定できます。
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例1
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処理中のグループ内ファイル名リストを取得します。以下の例では、「C:\Test\sample01.txt,C:\Test\sample02.txt」を処理している場合、「sample01.txt sample02.txt」が表示されます。(スペース区切り)
{%MSGBOX({%GET(Files, )})}
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例2
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処理中のグループ内ファイル名リストを取得します。以下の例では、「C:\Test\sample01.txt,C:\Test\sample02.txt」を処理している場合、「"sample01.txt","sample02.txt"」が表示されます。(カンマ区切り、ダブルクォートで囲う)
{%MSGBOX({%GET(Files,|,,")})}
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例3
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処理中のグループ内ファイル名リストを取得します。以下の例では、「C:\Test\sample01.txt,C:\Test\sample02.txt」を処理している場合、「(sample01.txt),(sample02.txt)」が表示されます。(カンマ区切り、()で囲う)
{%MSGBOX({%GET(Files,|,,(,))})}
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NAME
フォルダパス取得
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FORMAT
{%GET(FolderPath)}
処理中ファイルのフルパスフォルダ名を取得します。
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例1
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処理中のフルパスフォルダ名を取得します。以下の例では、「C:\Test\sample01.txt」を処理している場合、「C:\Test」が表示されます。
{%MSGBOX({%GET(FolderPath)})}
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NAME
フォルダ名取得
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FORMAT
{%GET(FolderName[,階層番号])}
処理中ファイルのフォルダ名を取得します。
階層番号にフォルダパスの右から何番目の要素を指定することができます。例えばフォルダパスが「C:\a\b\c」の場合、2と指定すると「b」が返却されます。
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例1
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処理中のファイルのカレントフォルダ名を取得します。以下の例では、「C:\Test\sample01.txt」を処理している場合、「Test」が表示されます。
{%MSGBOX({%GET(FolderName)})}
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例2
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処理中のファイルのカレントフォルダの上のフォルダ名を取得します。以下の例では、「C:\見積書\伊藤\連番付与\sample01.txt」を処理している場合、「伊藤」が表示されます。
{%MSGBOX({%GET(FolderName,2)})}
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NAME
フルパスファイル名取得
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FORMAT
{%GET(FullPathFileName)}
処理中ファイルのフルパスファイル名を取得します。
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例1
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処理中のフルパスファイル名を取得します。以下の例では、「C:\Test\sample01.txt」を処理している場合、「C:\Test\sample01.txt」が表示されます。
{%MSGBOX({%GET(FullPathFileName)})}
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NAME
フルパスファイルリスト取得
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FORMAT
{%GET(FullPathFiles,区切り文字)} 又は {%GET(FullPathFiles,区切り文字,囲い文字)} 又は {%GET(FullPathFiles,区切り文字,開始囲い文字,終了囲い文字)}
繰り返し処理でグルーピングを指定している場合、処理中のグループ内のフルパスファイル名リストを取得します。区切り文字や、囲い文字を指定できます。
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例1
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処理中のグループ内フルパスファイル名リストを取得します。以下の例では、「C:\Test\sample01.txt,C:\Test\sample02.txt」を処理している場合、「C:\Test\sample01.txt C:\Test\sample02.txt」が表示されます。(スペース区切り)
{%MSGBOX({%GET(FullPathFiles, )})}
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例2
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処理中のグループ内フルパスファイル名リストを取得します。以下の例では、「C:\Test\sample01.txt,C:\Test\sample02.txt」を処理している場合、「"C:\Test\sample01.txt","C:\Test\sample02.txt"」が表示されます。(カンマ区切り、ダブルクォートで囲う)
{%MSGBOX({%GET(FullPathFiles,|,,")})}
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例3
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処理中のグループ内フルパスファイル名リストを取得します。以下の例では、「C:\Test\sample01.txt,C:\Test\sample02.txt」を処理している場合、「(C:\Test\sample01.txt),(C:\Test\sample02.txt)」が表示されます。(カンマ区切り、()で囲う)
{%MSGBOX({%GET(FullPathFiles,|,,(,))})}
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NAME
拡張子を除いたファイル名取得
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FORMAT
{%GET(FileNameWithoutExtension)}
処理中ファイルの拡張子を除いたファイル名を取得します。
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例1
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処理中のファイルの拡張子を除いたファイル名を取得します。以下の例では、「C:\Test\sample01.txt」を処理している場合、「sample01」が表示されます。
{%MSGBOX({%GET(FileNameWithoutExtension)})}
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NAME
作成日時取得
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FORMAT
{%GET(CreationTime)}
処理中ファイルの作成日時を取得します。取得される形式は、「yyyy/MM/dd HH:mm:ss」です。
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例1
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処理中ファイルの作成日時を取得します。以下の例では、処理中ファイルの作成日時が、「2012/04/30 20:05:03」と表示されます。
{%MSGBOX({%GET(CreationTime)})}
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NAME
アクセス日時取得
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FORMAT
{%GET(LastAccessTime)}
処理中ファイルのアクセス日時を取得します。取得される形式は、「yyyy/MM/dd HH:mm:ss」です。
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例1
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処理中ファイルのアクセス日時を取得します。以下の例では、処理中ファイルのアクセス日時が、「2012/04/30 20:05:03」と表示されます。
{%MSGBOX({%GET(LastAccessTime)})}
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NAME
更新日時取得
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FORMAT
{%GET(LastWriteTime)}
処理中ファイルの更新日時を取得します。取得される形式は、「yyyy/MM/dd HH:mm:ss」です。
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例1
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処理中ファイルの更新日時を取得します。以下の例では、処理中ファイルの更新日時が、「2012/04/30 20:05:03」と表示されます。
{%MSGBOX({%GET(LastWriteTime)})}