StyleDocx ユーザーマニュアル
表エディター(グリッド編集・CSV 取り込み)、画像の挿入と差し替え、動画・音声の挿入、ファイルの添付、イラストとアイコン、画像を SVG に変換(トレース)、背景を透過する機能、マトリクス(行と列で並べる図)、グラフ(円・棒・レーダー)を説明します。
表(テーブル)のパーツをダブルクリックすると、「表を編集(グリッド)」の画面が開きます(右クリックメニューの「表を編集…」でも開けます)。表計算ソフトのように、セルを直接編集できます。

上部のチェックで「列見出し」「行見出し」「ストライプ(縞模様)」の有無を切り替えられます。
160px や 30% のように入力します(空欄で自動)。編集が終わったら「OK(パーツへ反映)」で文書に反映します。
右クリックメニューの操作は、ほとんどキーだけで行えます。メニューの右端に同じキーが表示されるので、覚えていなくても確認できます。
操作 | キー |
|---|---|
行・列を挿入する | Ctrl+Shift+矢印。矢印の向きに足します(↑=上に行、↓=下に行、←=左に列、→=右に列)。 |
行・列を動かす | Ctrl+矢印。矢印の向きへ動かします。 |
行を複製する | Ctrl+D |
消す | Delete=内容だけ/Ctrl+Delete=行/Ctrl+Shift+Delete=列 |
セルを結合する/解除する | Ctrl+M/Ctrl+Shift+M |
寄せる | Alt+L(左)/Alt+C(中央)/Alt+R(右)/Alt+N(解除) |
強調表示(丸囲み) | Ctrl+B(もう一度押すと戻ります) |
文字に装飾を付ける | Alt+Insert(装飾一覧が開きます) |
元に戻す/やり直し | Ctrl+Z/Ctrl+Y |
すべて選択 | Ctrl+A |
※「連番を入れる…」「CSV / TSV を書き出す…」は設定の画面が開くため、キーは割り当てていません(右クリックメニューから選んでください)。
となり合うセルをまとめて 1 つのセルにできます。結合したい範囲を選び、右クリック →「セルを結合」を選びます。解除するときは、結合したセルを選んで「結合を解除」です。
「列見出し」を付けた表では、見出しの行と本文の行は別のまとまりとして扱われます。そのため、この境界をまたぐ縦の結合はできません。すでに結合しているところに列見出しを付けると、その結合だけ解除されます(メッセージでお知らせします)。
選んだ範囲に 1, 2, 3… を入れられます。ツールバーの「連番を入れる…」、または右クリック →「連番を入れる…」です。
10 から 10 ずつ、なども可)。1, 2, 3/001, 002(ゼロ埋め・桁数指定)/①, ②, ③/A, B, C から選べます。No. や 番 のように、番号の前後に文字を足せます。※ 結合したセルは、実際にあるセル(左上)にだけ番号が入ります。ダイアログの下に、できあがりの先頭 5 つが表示されます。
表の内容をテキストにして取り出せます。ツールバーの「CSV/TSVを書き出し…」、または右クリック →「CSV / TSV を書き出す…」です。プレビュー欄の文字は選んでコピーできますし、「コピー」ボタンでクリップボードへ入ります(ボタンを押しても画面は開いたままなので、書式を変えて何度でもコピーできます)。
※ セル内の改行は、CSV では引用符の中に残し、TSV では空白に置き換えます(タブ区切りは改行を持てないため)。結合したセルは、先頭のセルに値が入り、覆われた側は空になります。
上部の「CSV を取り込み…」ボタン、または表の編集画面に CSV ファイルをドロップすると、その内容で表を置き換えられます。
CSV を取り込むと、いまの表の内容は取り込んだ内容で置き換えられます。必要な場合は取り込み前に内容を控えておいてください(取り込み後でも Ctrl+Z で戻せます)。
「+ パーツを追加」→「画像」で、画像パーツを挿入します。挿入時に、標準・枠付き・影付き・全幅・回り込み・キャプション重ね・クリックで拡大など、見た目のバリエーションを選べます。
画像をダブルクリックすると「画像(図)を編集」ダイアログが開き、画像の差し替えや体裁の変更ができます。
#eeddaa など)を直接入れれば任意の色にできます(色コードを入れると選択より優先されます)。「指定なし」のときは色を付けません(枠を付けているときは、枠の地色=テーマの面の色が出ます)。枠の地色も消して下地を見せたいときは「透明」を選びます。透過画像が濃い背景に沈むときや、写真と並べて白地にそろえたいときに使います。枠を付けているときは、枠の中(画像のまわりとキャプション)も同じ色になります。色コードで指定したときは、キャプションの文字色も明るさに合わせて自動で調整します(白地でキャプションが薄れないように)。https://… または #セクションID)を設定できます。拡大表示が動くのは表示モードと書き出した HTML です。編集画面では押しても開かず、マウスカーソルもふつうの矢印のままで(虫めがねになりません)、代わりに画像の右上へ「🔍 クリックで拡大」の目印が出ます。印刷にはこれまでどおり画像がそのまま出ます(拡大表示の覆いは印刷されません)。
また、リンク先を指定している画像とイラスト(アイコン)には設定できません。リンクを付けると押したときの行き先が 2 つになってしまうためで、その間はチェックが選べない状態になり、理由が画面に出ます。
パーツを追加 →「図形描画」を選ぶと、画像を持たない図として置けます。四角や矢印だけで簡単な図解を作りたいときに使ってください。ダブルクリックで描画画面が開きます。大きさ・配置・回り込み・枠/影・キャプションは画像パーツとまったく同じです。
描いたものは SVG として HTML の中に入ります。画像を「ファイル参照」にしていても、描いた図形だけは HTML に必ず一緒に入ります。なお Markdown で書き出すと図形は残りません(Markdown に図形の書き方が無いためです。画像とキャプションは残ります)。
「ファイル参照」で外部の画像パスを指定する方法は、アプリ版でのみ利用できます。単一の HTML ファイルとして完結させたい場合は「埋め込み」を選んでください。
「+ パーツを追加」→「画像/動画」→「QRコード」で、URL や文字から QR コードを作って置けます。置いたものをダブルクリックすると「QRコードを編集」ダイアログが開きます。
none にすると透明になります(濃い背景の上に置くときは、前景を明るい色にします)。QR コードは図形(SVG)として文書に埋め込まれます。写真のように点が粗くなることがないので、印刷しても輪郭がはっきり出ます。書き出した HTML の中に入るので、配った先でも追加のファイルは要りません。
※ 小さくしすぎると読み取れません。紙に印刷するときは 2cm 角以上を目安にし(編集画面に出る「1 マスの mm」も参考にしてください)、印刷したものを実際にスマートフォンで読んでご確認ください。
※ Markdown で書き出すと、QR コードは絵ではなく「QRコード: (中身の文字)」として出ます。受け取った側が読み取れない絵よりも、元の URL のほうが役に立つためです。
「+ パーツを追加」→「画像/動画」から、動画(標準・枠付き・全幅・キャプションなし)、動画リンク(YouTube 等)、YouTube 埋め込み、音声を挿入できます。挿入したものをダブルクリックすると「動画・音声を編集」ダイアログが開きます。ダイアログのいちばん上の「種類」で、動画・動画リンク・YouTube 埋め込み・音声を後から切り替えることもできます。
「YouTube 埋め込み」は、Web ページの中に YouTube のプレーヤーを置くパーツです。読む人はプレーヤーの再生ボタンを押して、その場で動画を見られます(開いただけで音が出ることはありません)。ダブルクリックで開く編集画面の「YouTube の動画の URL」に、動画の URL を貼ってください。
https://youtu.be/…)、アドレスバーの URL、YouTube の「埋め込みコード」のどれを貼ってもかまいません。動画を読み取ると、その動画のサムネイルがポスター画像に自動で入ります。自分の画像に替えることもでき、「YouTube のサムネイルを使う」でいつでも戻せます。※ 字幕の「出さない」は、YouTube が公開していない方法で字幕を消しています。YouTube の仕様の変更で効かなくなった場合は「YouTube に任せる」と同じ動きになり、再生には差し支えありません。ご自分の動画で字幕をまったく出したくないときは、YouTube Studio で自動生成の字幕の公開を止める方法もあります。
YouTube は、動画が埋め込まれたページを確かめてから再生します。パソコンのファイルとして開いた HTML(エクスプローラーからダブルクリックで開いたものなど)はこの確かめができないため、YouTube が再生を断ります。そこで ファイルとして開いたときはポスター画像のままになり、押すと YouTube のページが新しいタブで開きます(動画リンクと同じ動き)。Web サーバーに置いて https:// で開くページでは、プレーヤーが出てその場で再生できます。
StyleDocx の中(編集モード・表示モード)ではポスター画像のまま再生しません。表示モードで押すと、ブラウザで YouTube のページが開きます。印刷や PDF にはポスター画像が出ます。
YouTube や Vimeo が配っている <iframe> の埋め込みコードは、文書にそのまま置くことはできません。外から取り込んだ HTML は、開くときと保存するときに安全のための毒抜きを通しており、<iframe> はそこで必ず取り除かれるためです(貼れたように見えても、保存して開き直すと消えます)。YouTube の埋め込みコードは「YouTube 埋め込み」の URL 欄に貼ってください。Vimeo などほかのサービスの動画は「動画リンク」(ポスター画像を押すとブラウザで動画のページが開く形)を使ってください。
※ YouTube 埋め込みはスクリプトパーツ(書き出した HTML の中で動く仕掛けを持つパーツ)です。個人利用(無料)では挿入できません。動画の再生は youtube-nocookie.com(YouTube のプライバシー強化モード)で行います。
埋め込みにした動画・音声は、編集画面でも表示モードでも再生できます。ファイル参照にしたものは、アプリの中では再生できずポスター画像が出ます(アプリが外部のファイルを読み込まない作りになっているためです)。書き出した HTML をブラウザで開けば、ファイル参照でも再生できます。
編集画面では、動画・音声の再生バーを押しても反応しません。押すとパーツが選ばれます(再生バーがクリックを取ってしまうと、パーツを選んだり動かしたりできなくなるためです)。
音の出る動画を勝手に再生することは、どのブラウザでも止められています。そのため「自動再生」を選ぶとミュートが自動で付き、外せなくなります。背景映像のような使い方をするときは、自動再生+ミュート+くり返しを組み合わせ、コントロールを外してください。
動画はポスター画像が印刷されます。音声の再生バーは紙には出ません(キャプションだけが残ります)。画面用の文書と紙用の文書を 1 つで兼ねるときは、パーツの「表示条件」で「印刷しない」を選ぶこともできます(第3章)。
「+ パーツを追加」→「添付ファイル」から、zip・txt・pdf・Excel など、どんなファイルでも文書に添付できます。読む人が押すと、そのファイルを保存できます。形は 2 つあり、ダブルクリックすると開く「添付ファイルを編集」画面でいつでも切り替えられます。
ファイルを埋め込んだ HTML は、メールのゲートウェイやウイルス対策ソフトに削除・隔離されることがあります。「HTML の中にファイルが base64 で隠れている」という形が、マルウェアの手口(HTML スマグリング)と同じになるためです。とくに実行できる種類のファイル(.exe / .bat / .msi など)を埋め込もうとしたときは、StyleDocx 側でも一度確認を出します。
社外へ渡す文書では、「ファイル参照」にして HTML とファイルを別々に渡すか、zip にまとめることをおすすめします。社内での受け渡しなら、埋め込みが手軽で確実です。
埋め込んだファイルは base64 という形に変換されるため、元のファイルの約 1.37 倍だけ HTML が大きくなります(5MB の zip なら約 6.8MB)。大きなファイルを選んだときは、できあがりの大きさを添えて確認が出ます。
編集中に添付ファイルを押しても、保存は始まりません(押すとパーツが選ばれます)。動きを確かめたいときは表示モードに切り替えるか、書き出した HTML をブラウザで開いてください。
StyleDocx には、矢印・文書・フォルダ・機器・人物・建物などの SVG アイコンが、14 カテゴリ・約 322 個組み込まれています。これらを並べた図を「イラストリスト」として作れます。

「+ パーツを追加」→「イラスト/リンク」→「イラストリスト」を挿入し、ダブルクリックすると専用のエディターが開きます。
重ねて作ったイラストは「ユーザーアイコンに保存」でき、パレットの「ユーザー」カテゴリに追加されます。以後、どの文書でも呼び出して使えます。ユーザーアイコンの管理は「ツール」→「設定」→「イラストライブラリ」でも行えます(第7章)。作図ソフトで作った SVG を登録して絵が小さく見えるときは、同じ画面で余白を調整してください(第7章)。
ユーザーアイコンを使った文書は、その絵のデータを文書の中に持って出ます。そのため、そのアイコンを登録していない別のパソコンで開いても絵は表示され、保存し直しても消えません。ただし文書が持ち込んだ絵はパレットの一覧には並びません(そのパソコンに登録された絵ではないため)。ほかの文書でも使いたいときは、そのパソコンでも「イラストライブラリ」に登録してください。
「ツール」→「画像を SVG に変換(トレース)…」で、写真やロゴなどの画像をベクター(SVG)に変換できます。変換エンジンには VTracer を使っています。

画像をドロップ、またはクリックして選びます。
右側のパラメータを調整すると、プレビューがその場で更新されます。主な項目は、カラー/白黒の切り替え、前処理(グレースケール・背景を透過)、色数、曲線のなめらかさなどです。
アイコン名を入力し、「ユーザーアイコンとして保存」を押します。
トレース結果は文書に直接は挿入されません。ユーザーアイコンとして保存され、パレットの「ユーザー」カテゴリに追加されます。以後、イラストリストや図のイラストとして使えます。
「ツール」→「背景を透過…」で、白い背景などの均一な背景を透明にした画像を作り、文書に図として挿入できます。
画像をドロップ、またはクリックして選びます。
「背景の許容差」を調整します(値を上げると背景を広く除去します)。必要に応じて「境界をなめらかに(フェザー)」や「グレースケール(白黒諧調に)」を切り替えます。
「図として挿入」を押すと、透過した画像が文書に入ります。
背景の除去は、画像の外周から連続してつながっている背景だけを対象にします。被写体の内側に同じ色があっても、外周とつながっていなければ残ります。
画像を白黒(グレースケール)にする独立したメニューはありません。グレースケールは、この「背景を透過」ダイアログと、前節のトレースダイアログのチェックボックスとして用意されています。
2×2 の象限図や、案を横に並べた比較表のような図は、マトリクスパーツで作ります。「図解」カテゴリから追加してください。
マトリクスのマス(事象)の中身は、ふつうのパネルです。文章・表・画像など、パネルに入るものはそのまま入れられますし、メイン画面でいつもどおり選んで編集できます。
マトリクスをダブルクリック(または右クリック →「マトリクスの行と列を設定…」)すると、専用の画面が開きます。ここで扱うのはグリッドの形だけです。
見出しをすべて空欄にすると、その側の見出しは表示されません。行・列とも空欄にすれば、見出しのない格子状の並びになります。片側だけ使うこともできます。
行や列を増やすと、空のパネルが足りない分だけ追加されます。もとのマスの中身は、行と列の位置を保ったまま引き継がれます。減らして入りきらなくなるマスがあるときは、削除してよいか確認するダイアログが表示されます。
※ マスの中身はこの画面では編集しません。文章の修正はメイン画面でパネルを選んで行ってください。
数値をグラフにするパーツが3種類あります。「データ」カテゴリから追加し、置いたあとダブルクリック(または右クリック →「○○グラフを編集…」)で専用の画面が開きます。
値は実数のまま入れてください。割合やグラフの形はアプリが計算します。外部のサービスや画像は使いませんので、保存した HTML はそのままブラウザで開けますし、印刷にもそのまま出ます。
内訳(割合)を見せるときに使います。項目の名前と値を入れると、合計から割合を計算して円を描きます。
大小を比べるときに使います。横棒と縦棒のどちらでも作れます。
いくつもの項目のバランスを見るときに使います。軸は3〜10本、系列は3つまで重ねられます。
3種類とも、色の決め方は同じです。
見分けのつく色は8色までです。9項目目からは灰色になり、編集画面にも注意が出ます。小さい項目は「その他」にまとめてください(そのほうが読み手にも伝わります)。
※ 色だけで意味が決まらないよう、名前と値のラベルは既定で表示しています。
フォルダツリー・フローツリー・入れ子ブロックは、いずれもツリー構造の専用画面で編集します。パーツをダブルクリック(または右クリック →「○○を編集…」)で開きます。操作のしかたは3つとも同じです。
操作 | キー・方法 |
|---|---|
選択を動かす | ↑↓ |
項目を上下に動かす | Ctrl+↑↓ |
コピー・切り取り | Ctrl+C / Ctrl+X(配下ごと) |
貼り付け | Ctrl+V=前 / Ctrl+Alt+V=後ろ / Ctrl+Shift+V=中 |
削除・名前の変更 | Delete / F2 |
追加・移動 | 右クリックメニュー、またはツールバーのボタン |
元に戻す・やり直し | Ctrl+Z / Ctrl+Y、またはツールバーの「↶ 元に戻す」「↷ やり直し」 |
※ コピーした内容はその編集画面を閉じても残りますので、開き直して貼り付けることもできます。
※ フォルダツリー・フローツリー・入れ子ブロックの3つとも同じ操作です。
階層の上げ下げで、深さだけを変えられます。配下のフォルダ(ノード・ブロック)も一緒に動きますので、いったん作ってから構成を組み替えるときにお使いください。
操作 | キー | 動き |
|---|---|---|
階層を上げる | Ctrl+← | 親のすぐ下(次の行)へ出ます。 |
階層を下げる | Ctrl+→ | すぐ上にあるフォルダの中(末尾)へ入ります。すぐ上に何も無い行(並びの先頭)は下げられません。 |
選択を足す・外す | Ctrl+クリック | 離れた行をいくつでも選べます。 |
範囲で選ぶ | Shift+クリック/Shift+↑↓ | いま選んでいる行から、ひとつづきに選びます。 |
すべて選ぶ | Ctrl+A | 画面に見えている行をすべて選びます(折りたたんだ中は含みません)。 |
コピー・切り取り・貼り付け・削除・上下移動・階層の上げ下げは、選んだ行すべてに効きます。選んでいる件数はツールバーの右端に出ます。下の欄(アイコン・名前・説明)は、枠が付いている行だけを編集します。
フォルダツリー・フローツリー・入れ子ブロック・目次の編集画面では、追加・削除・移動・貼り付け・名前や説明の変更を Ctrl+Z で取り消せます(Ctrl+Y でやり直し)。「📂 実フォルダから取込…」「📃 一覧から取込…」「📄 ファイル行を削除」(フォルダツリー)や「見出しから自動生成」(目次)のようにまとめて変わる操作も 1 回で元に戻せます。名前や説明の入力は、続けて打っているあいだはまとめて 1 回分として扱われます。
※ 目次の編集画面では、入力欄にカーソルがあるあいだの Ctrl+Z は「打った文字を戻す」(ブラウザー本来の動き)になります。行の追加・削除・並べ替えを取り消すときは、欄の外をクリックしてから押すか、ツールバーのボタンをお使いください。
この取り消しはその編集画面の中だけのものです。「OK(パーツへ反映)」で文書に反映したあとは、文書側の Ctrl+Z で反映そのものを取り消せます。
フォルダ構成を1つずつ入力しなくても、パスの一覧から一気に作れます。コマンドプロンプトで次のように実行して一覧を作り、ツールバーの「📃 一覧から取込…」で読み込みます(ドロップ・ファイル選択・貼り付けのどれでも構いません)。
dir /s /b > list.txt
dir /s /b の出力にはフォルダかファイルかの印がありません。そのため、ほかの行の親になっているものはフォルダ、末端は拡張子の有無で見分けます(拡張子のないファイルはフォルダとして入ります)。フォルダだけが欲しいときは dir /s /b /a:d > list.txt を使うと確実です。ノードが多いフローツリーは縦に長くなります。フローツリーの編集画面のツールバーにある「コンパクト」にチェックを入れると、余白・アイコン・行送り・文字が一段小さくなり、実測でおよそ 3 割ほど短くなります。プレビューにその場で反映されるので、見ながら決められます。
0.2.29 から、フローツリーの標準のノード余白も少し詰まっています(上下の内側 7px → 5px、ノード間 4px → 2px)。既存の文書も開いた時点で新しい余白になります(文書側に余白の指定は入っていないため)。
フォルダツリーの名前・説明、フローツリーのノード名・説明、入れ子ブロックのタイトル・本文には、本文と同じように文字の装飾(太字・色・コードなど)を付けられます。欄の右にある「装飾…」ボタンを押すか、欄の中で右クリック、または Insert(選んだ文字に装飾)/Alt+Insert(装飾一覧)を押してください。装飾の付け方は第3章「文字を装飾する」と同じです。
ツリーへの追加もキーボードでできます。Insert=上(前)に追加、Alt+Insert=下(後ろ)に追加、Ctrl+Alt+Insert=中に追加です。フォルダツリーでは Shift を足すと 📄 ファイルになります。右クリックメニューにも同じキーが並んで表示されます。
F6 でツリーと編集欄を行き来できます(ツリーにいるときは名前の欄へ、欄にいるときはツリーへ)。Windows の「次のペインへ移動」と同じキーです。
mkdir コマンドには装飾のない素の文字が使われます。作ったフォルダ構成を文字にしてコピーできます。ツールバーの「📝 テキストにする…」を押すと、形式を選んでその場で内容を確認しながらコピーできます。メールや議事録に貼ったり、コマンドプロンプトに貼って実際にフォルダを作ったりするのに使います。
形式 | 内容 |
|---|---|
ツリー(罫線付き) | 罫線で階層を表した形です。メールや議事録に貼り付けるのに向いています。アイコンと説明を付けるかどうかも選べます。 |
パスの一覧 | 1 行 1 パスの形( |
mkdir コマンド |
|
ツリー形式は、いちばん外側のフォルダを 1 行目にそのまま出し、その下を罫線で表します。
C:\Project ├10_入力 │├sub A │└memo.txt └20_出力
コマンドを貼り付けなくても、ツールバーの「🗂 実フォルダに作成…」で作成先を選ぶだけで、このツリーのフォルダ構成をそのまま作れます。mkdir コマンドは、手順書に載せたいときや別のパソコンで実行したいときにお使いください。
深さで濃淡が変わる入れ子の図です。ツリーの右側で、選んだブロックの中身を編集します。
※ いちばん外側のブロックは、この画面では削除できません(パーツごと削除してください)。